ひどい最終回を迎えてしまった漫画紹介「ノノノノ」

ひどい最終回を迎えた漫画紹介「ノノノノ」

みなさんこんにちは 漫画チャンネルのまんちゃん です。

はい、本日はご紹介するひどい最終回を迎えてしまった漫画は「ノノノノ」になります。
岡本倫先生によってヤングジャンプで2007年から2010年まで連載されていました。

おっと!
岡本倫先生と言えば、他にも極黒のブリュンヒルデなど連載されていた先生だよね。
これもなかなかひどい終わり方をしたような…

色々とぶっ飛んだ漫画を描く人ですよね
そしてこのノノノノもかなりぶっ飛んだ終わり方をしてしまいます。

作品情報

作者

岡本倫

掲載誌

週刊ヤングジャンプ

あらすじ

冒頭

とあるスキージャンプ場に来た二人の記者。
彼らの目的はスキージャンプ界の大型ルーキー・加藤の取材でした。
着地時のポージングなどは無視し、飛距離を追い求める加藤こそが、日本スキージャンプ界を率いるのだと言い、記者は加藤と、加藤をとりまく観衆にインタビューを行います。
そして観衆の一人である少年に加藤のジャンプを見てどうだったか?とインタビューをすると、加藤にも聞こえる声で「ガッカリした」と答えるのでした。
あまりに不躾な回答に驚く記者ですが、その記者を無視して「ぼくならもっと遠くへ飛べる」と言いきります。
その発言を聞いていた加藤は、当然聞き捨てならず「だったら小僧。勝負してやるよ」と言い、スキージャンプ勝負が始まるのでした。

謎の少年?現る・・・
出典:ノノノノ(岡本倫) 1巻より

とはいえ大人と子供の対決です。
当然、少年の方が負けると記者は思ったのですが、彼から発せられるオーラに驚愕します。

オーラとか出てくるんかい。

謎の天才スキージャンプ少年現る?!

長年スポーツ記者をやっていると見えるようになるものなんですよ、多分。
そして記者が少年に名前を聞くと「野々宮悠太」と答えます。
今まで数多くの取材経験がある記者も聞いたことのないような名前だったので、ネットで情報を探し出すのですが、成績は北海道地方の予選落ちレベルの選手でした。
当然、このような無名の選手がインターハイ優勝経験のある選手に勝てるわけはないのですが、悠太は加藤に圧勝します。
突如現れた謎の天才スキージャンプ少年。
未来のオリンピック選手誕生の場に居合わせたと興奮する記者たち。
しかし、悠太は記者たちには脇目も振らず、スキーでその場を颯爽と去ってしまうのでした。

なるほど、突如現れた正体不明の少年・野々宮悠太がオリンピック金メダルを取り世界一になるという物語なのかな?

天才スキージャンプ”少女”?!

ちょっと違います。
実はですね。
この少年、少年ではなく…

少女なのです。

天才少年ではなく、少女だった!!
出典:ノノノノ(岡本倫) 1巻より

そう、これは正体不明の少年ではなく、謎の美少女・野々宮ノノが自分を男だと偽ってオリンピックに出場し、金メダル獲得を目指すという異色のスポーツ漫画なのです。

主人公の目的は?

また、そもそもオリンピックを目指す理由は、ノノの父親と双子の兄である野々宮悠太にあります。

ノノの父親はスキージャンプ競技者で、かつては金メダル獲得目前までいったのですが、金メダルを決めるためのジャンプで失敗してしまいます。
それ以降メダルを手にすることはありませんでした。
その父のため、ノノの双子の兄である悠太はスキージャンプを始めるのですが、才能が無かったため、いくら努力しても成績を残すことができません。
そして結果がでないこと絶望した悠太は、家に火を放ち自殺してしまいます。
また、同じく結果を出すことのできない息子に絶望し父も自殺をはかり、一命を取り止めますが、以降昏睡状態へと陥ってしまいます。

そして残されたノノは、父と兄の夢だった「オリンピックで金メダルを獲る」という夢を追うことになるんです。
で、ここで改めて、女子はスキージャンプ競技に参加することができないため「男子」として、兄の名前である「悠太」を名乗り、夢を追うことになるのでした。

つまりこの物語の最後は“ノノがオリンピックで金メダルを取る”で終わらないといけないんですよ!

ここまで聞いた感じだと、岡本先生には珍しく、人があんまり死なない、色んな汁が飛び散らない漫画っぽいね。
競技の制約上出場できないはずの女の子が、どうやって競技を続けていくんだろう。
なんだか面白そうだけど、結局ひどい最終回を迎えてしまったんだよね、どんな最終回なの?

ひどい最終回

ノノは着実にオリンピック出場に近づく

ノノは物語が進むにつれて、女子ということを何とか隠しながらも着実にオリンピック出場に向かって進んでいきます。
高校インターハイではチームメイトの負傷などがありながらも優勝します。
その後は海外でも成績を残し、さあこれからオリンピック出場に向けて特訓だ!と仲間たちスキージャンプの練習をしている最終回で、その悲劇は訪れます。

え、まさか練習中の事故による、主人公死亡エンドとか…?

まあそれに匹敵するくらいの大事故ですね。
ノノはジャンプ中、
辛いことや楽しいこと。
夢のために共に歩むことのできる仲間たちのこと。
一人でオリンピックを目指すんだと、意気込んでいたかつての自分はもういない。
男として、オリンピックを目指す。
「ぼくは絶対、金メダルを獲る!」
とこれまでのことや、これからの挑戦について思いを馳せています。
しかし、風に吹かれ突如体勢を崩し、上半身から地面に落ちてしまいます。

そして明かされる事実

それがですね、上半身から地面を擦るように着地してしまったため、服が破れ。
乳房が顕になってしまうのでした。

おっ🔴いポロリ
出典:ノノノノ(岡本倫) 13巻より

斜め上の展開きたーー
ここまでずっとバレずにきたのに、こんな形で女ってことがバレちゃったってこと?

そうです。
これまで積み上げてきたものが全て無駄になってしまう瞬間でした。
しかも本誌ではこれを見た仲間たちが「女ーーー?!」と驚愕の声を上げ、連載終了です。

オリンピックにも出ていませんし、金メダルも取っていません。
おっぱいポロリで連載終了です。
当初から掲げているノノの目標であり、この物語の到達点であるはずのオリンピック出場からの金メダル獲得までを描けていないこの最終回に対して、読者からはかなり不満の声が上がりました。

なぜこんなことに・・・

何故このようなラストになってしまったかという、岡本先生がツイッターでも発言されていますが、どうやら打ち切りだったようです。
しかし、打ち切りにしたってもうちょっとましな終わらせ方があったと思うのですが、さすが岡本先生、物語の全てを否定する、ぶっとんだ最終回を描いてくれましたね。

この終わり方の何がひどいって、俺たちの戦いはこれからだ!エンドみたいに、その後の物語を想像することもできないというところです。
ノノが女ということがバレるということは、オリンピックには出場することができないんだから一生夢を叶えることができないということですし。
ノノに感情移入しながら読者にとっては酷な終わり方だと思います。

単行本のみで描かれる最終回のその先

ただ、ヤングジャンプ本誌ではこのようにホントにひどい最終回だったのですが、単行本のにはオマケページが数ページ描かれています。
そのおまけでは、
このおっぱいポロリが実は夢でした。
その後オリンピックに出てメダルを取りました。
といった描写がなされています。
なので単行本ではなんとか帳尻を合わせていますね。

数ページのオマケでそこまでメダルまでの過程を描ききっちゃうのもどうかと思うけど、打ち切りなら仕方ないか。
あとがきなどを読むと膨大な取材に基づく漫画作りをされていたようだし、岡本先生は最後まで描ききりたかったんだろうね。
それを打ち切られたので、編集部に対するあてつけもあったように感じたね。
何にせよ、残念な終わり方をしてしまった漫画だなあ…

 

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