【ジャンプ史上最大の問題作?!】打ち切られなかった漫画「チェンソーマン」

みなさんこんにちは 漫画チャンネルのまんちゃん です。

今回紹介する漫画は今最もアツく、イかれたアンチヒーローの登場する漫画「チェンソーマン」になります。

藤本タツキ先生によって週刊少年ジャンプで2019年1号より連載されています。

前作ではファイアパンチという全身ファイアー人間を描いていましたが、本作チェンソーマンでは全身チェーンソー人間を描いています。

作品情報

パワァーーー

作者

藤本タツキ

掲載誌

週刊少年ジャンプ
2019年1号-

あらすじ

冒頭

父親の遺した借金返済のため主人公・デンジは相棒の悪魔・ポチタと一緒に「デビルハンター」として悪魔を狩る仕事をして生活しています。

しかし、入るお金はほぼ全てが雇い主への借金返済に充てられてしまうので家計は火の車!

そんな日々の中、度々デンジはポチタに「普通になりたい」という夢を語ります。

出典:チェンソーマン1巻より 藤本タツキ/集英社

デンジにとっての普通とは
食パンにジャムを塗って食べたり、
女の子とデートしたり、
ゲームして遊んだり、
などの些細なことです。

そのような普通を、せめて夢の中だけでも味わいたい、とポチタに喋りかけながら眠ろうとするのですが、雇い主によって悪魔退治の仕事に連れて行かれます。

しかし、悪魔が出たという廃工場に着くやいなや、デンジはポチタもろとも刺されてしまいます。

実は雇い主はゾンビの悪魔によりゾンビとなってしまっており、デビルハンターであるデンジを殺すため、廃工場へとおびき出したのでした。

デンジは重傷を追いながらも、ポチタを抱えて逃げようとしますが、ゾンビに追いつかれバラバラにされてしまいます。

そして、死の淵でデンジは夢を見ます。

デビルハンター爆誕!

夢の中ではポチタが喋り出し「私の心臓をやる、かわりにデンジの夢を私に見せてくれ」とデンジに語りかけてくるのでした。

するとバラバラだったはずの体は元に戻り、胸にはポチタのしっぽの部分だけがあるのです。

そのしっぽ部分をひっぱると、ブブンというチェーンソーの起動音と共に頭や手からチェーンソーの刃が出てきて、その刃でゾンビの悪魔を狩り尽くすのです!

ここに、デビルハンター・チェンソーマン爆誕!!

出典:チェンソーマン1巻より 藤本タツキ/集英社

という物語です。

へえーー、悪魔退治のバトルものって感じなのかな?
よくあるような漫画だと思うけど、どうして打ち切られなかったんだろ?

打ち切られなかった理由

打ち切られなかった理由を3つ考えました。

・テーマがわかりやすい

・設定がわかりやすく

・登場人物たちが魅力的

になります。

テーマがわかりやすい

この漫画のテーマは 主人公のデンジが普通になること です。

デンジはその生い立ちからまとな教育はおろか、満足な食事も取れないような生活をしています。

そんな彼が語る夢は、美味しいご飯を食べたい・女の子とデートしたい。

などなど。

しかし、一話でデンジはチェーンソーを全身から生やすという、どう考えても「普通」じゃない状態になってしまいます。

そんな状態のデンジがこの物語を通して普通になっていく物語なんですよ。
と一話時点でデンジ自身が口に出すことでちゃんと説明していくれているんです。

ただ「普通」って曖昧な言葉ですよね。

デンジ自身も普通がどんなものかはっきりとは理解していません。

最初はジャムのついたパンを食べられようになること、これが普通であり、叶える夢だと考えています。
しかし、徐々に「女性の胸を揉むこと」「キスをすること」と求めるものが変わっていきます。
ただ、どれもデンジが本当に求めるものではなく、まだそれが何なのかは本誌でも明らかにされていません。

デンジが
「本当に求めるものは何か」
それを得ることで「普通」になることができるのか
を追っていくのが本作の楽しいところだと思います!

改めて、一話時点で「主人公が普通になる」というテーマがはっきりしているため、読者も「ああ、そういう物語なのね」と理解でき、打ち切りを回避できたのでしょう!

設定がわかりやすい

人間が倒すべき敵として描く悪魔、その悪魔を倒すのがデビルハンター!

なんと分かりやすい設定。

悪魔は人が恐怖すればするほど強くなるのですが、最大の恐怖の対象とされる「銃」の悪魔が人類の倒すべき相手とされています。

主人公側が倒すべきラスボスが何なのか、これも序盤で説明されていて分かりやすいです。

また、悪魔は倒すべき存在でもあるのですが、悪魔と契約することで、悪魔の力を利用することができるというのも面白いです。

この悪魔の能力を使った戦闘シーンは漫画的にも面白いんですよね。

出典:チェンソーマン1巻より 藤本タツキ/集英社

これはキツネの悪魔による攻撃シーンですが、手をキツネの形にしてコンっとつぶやくと枠外からキツネの顔が飛び出てきて悪魔を丸呑みにするんです。

ただ、悪魔の力を利用するためには代償を払わないといけなくて、この設定ものちのち効いてくるんですよね。

とある登場人物が仲間を守るため、体の一部を払い続けながら戦うシーンがあるんですが、この戦いが私の中では近年の漫画ではベストバトルです。

とにかく、人間対悪魔といった対立構造のわかりやすさは打ち切り回避のための重要な要素だと思います!

登場人物たちが魅力的

はい、まず主人公のデンジですが、目的のためなら民間人が乗る車両を悪魔に投げつけたり、その目的も「胸を揉むため」だったりと、ジャンプ主人公らしからぬキャラクターです。

いわゆるアンチヒーローなんですが、本能の赴くまま行動しながらも、ヒーロー同様に子供を助けたり、猫を助けたりするんです。

ただのスケベで不快感を持たせるような主人公では決して無く、好感が持てて、「頑張れ!」と応援したくなるんですよね。

また、脇を固める登場人物たちも魅力的です。

好きなキャラ全員紹介したいくらいなのですが、物語を読み進める上で欠かせないのは、早川アキです。

アキはデビルハンターとしてデンジの先輩にあたります。

序盤こそデンジをぶん殴って仕事を辞めさせようとするイかれたパワハラ上司なのですが、徐々にデンジとは対照的な「普通」の存在であることがわかっていきます。

アキは銃の悪魔に家族を殺され、その復讐のためにデビルハンターとなるのですが、デンジには無い「復讐心」や「仲間の死に涙する」という「まとも」な感情を持っているんです。

作中でも語られていますが、普通であることは悪魔にとっては「何をしたら恐怖するのか?」というのがわかりやすく、恐怖を自分の力に変える悪魔にとっては扱いやすいんですよね。

なので強くなるためにはイカレるしかないのですが、どこまでいっても普通を逸脱することのできないアキ。

多くの代償を払いながら復讐を達成するために突き進む普通人間アキはデンジと同じく「頑張れ!」と応援したくなるキャラクターです。

あと、デンジとアキは共に行動しているので、同じ出来事を体験するわけですが、その出来事に対する反応の違いなどを追っていくのも楽しいです。

やはり打ち切られずに人気が出る漫画というのは主人公や登場人物にも魅力が溢れているものですよね!

まとめ

王道のジャンプ向け漫画ではないので、突然の打ち切りは念の為警戒しておきます。

まだまだ語りたいところですが、これ以上は余白が足りない。

私の中ではジャンプの中で今一番熱い漫画だと思っているので、というかチェンソーマンしか読んで無いですが、未読の方はぜひ読んでみてください!

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