ひどい最終回を迎えた漫画「10選」

みなさんこんにちは 漫画チャンネルのまんちゃん です。

途中までは面白かったのに、最終回でなにこれえとなってしまった漫画ってありますよね。
この記事ではそんな、ひどい最終回を迎えてしまった漫画をまとめていますので興味のある方はご覧ください。

ひどい最終回を迎えた漫画「10選」

焼き立て!!ジャぱん

はい、1つ目は樋口たかし先生により週刊少年サンデーで連載されていた焼き立てジャぱんです。
プロのパン職人として理想のパン作りに邁進する、当初は比較的まじめな作品だったのですが、
パンを食べた際のリアクションがどんどんおかしくなります。
いくつか例を出すと、

  • クロワッサンを食べた際、審査員が月面に初めて降り立った宇宙飛行士アームストロングと化す。
  • 大怪獣ガメラのように回転して空を飛ぶ。
  • タイムトラベルによって過去へ行き亡くなった母親に会う。
  • 意思を持ったパン魔王が食べた人間の精神と肉体を支配し、パン人間ヒューパンとすることで世界征服を謀る。
  • 津波から世界を救う為、地球上の全大陸を浮遊させる

など、これら全てパンのせいです。
そんな荒唐無稽な焼き立てジャぱんですが、最終回がどうなるかというと

ダルシムがなんやて!?と発言して最終回です。

なんやて?!
焼き立て!!ジャぱん 26巻/橋口たかし

はい、最終回のサブタイトルもなんやてとなっています。
あまりに意味不明なラストなのでこのコマだけ知っているという人も多いのではないでしょうか。
少し補足させていただくと、登場人物の一人である河内がダルシムになって迫りくる津波から、世界中の陸地を浮かび上がらせることで世界を救うためだったのですね。

どんな終わり方だ…

GANTZ-ガンツ-

続きましては、乳首の揺れ表現を初めて描いたと言われる奥浩哉先生による、週間ヤングジャンプで連載されていた、ガンツです。

主人公は物語冒頭で電車に轢かれて死んでしまうのですが、見知らぬ一室に転送もとい転生させられるという、なろう系の走りですね。

その一室には同じく様々な理由で命を絶たれた転生者がいるのですが、一際異彩を放つ部屋中央に鎮座する謎の球体ガンツに指示され、わけもわからぬまま星人と呼ばれる謎の敵と戦いを始めます。

ときにエロ/グロを織り交ぜたSFアクションで人気を博し、私も夢中になって読んでいましたが、大阪編以降はどうも読む気になれず、最終回を迎えるということで最終回が掲載されているヤンジャンを読んで衝撃を受けました。

そんなラストがこちらになります。

ありがとーありがとー!
GANTZ 37巻/奥浩哉

ありがとー、ありがとー!

最終的には星人の宇宙船にいるラスボスを倒し、主人公は無事に帰還したようで、タエちゃんとその他人類に迎えられハッピーエンドです。

え?これで終わり?と当時読者たちは途中で放棄されたかのような終わらせ方に批判の声が上がりました。

私自身もナニコレと思いましたが、改めて読み返してみるとまあガンツってこんなもんかって気もします。

吸血鬼とか坂田の超能力とか投げっぱなしの未回収の伏線ばかりなので、綺麗に終わるなどと思ってはいけませんでしたね。

最終回はひどかったかもしれませんが、ただの高校生が謎のモンスターと命がけの戦いを繰り広げるのを圧倒的画力で表現するという男の子の妄想詰め合わせ感は最高でした。

いまでもよくガンツスーツ着て星人たちと戦う夢を見るよ…

監獄学園-プリズンスクール-

お次に紹介するのは、作品によって画力の高低差が激しすぎて耳がキーンってなる作者、平本アキラ先生によって週刊ヤングマガジンで連載されていたプリズンスクールです。

共学化されたばかりの元女子高である私立ハチミツ学園生徒総数1021名の中、男子は主人公を含めたった五人という設定から繰り広げられるのはハーレムラブコメかと思いきや、主人公一行が女子風呂を覗いた罪でプリズンと呼ばれる懲罰房に投獄され、そこからの脱走劇などを繰り広げるシチュエーションコメディ漫画です。

とにかく作者の高い画力から描かれるギャグシーンがとてもシュールで報復絶倒間違いなしの漫画なのですが、プリズンから出て以降徐々にペースダウンしてしまい、最終回はゾッとするような終わり方をしてしまいます。

何より物語初期から話に上がっていた濡れティーコンテストが描かれなかったのが悲しすぎます。

そしてゾッとするようなラストというのがこちらになります。

ちよちゃんどうしてこうなった・・・
監獄学園 28巻/平本アキラ

ヒエッ

最終回では主人公キヨシの告白が成就しヒロインである千代と結ばれることとなるのですが、そこにサブヒロインであった花がちょっとまったー!と二人の間に割り込みます。

ここまで聞けば王道ラブコメのような感じですね。

そして花が取った行動は、自らのパンツを脱ぎ、これはキヨシのパンツだ、そしてキヨシは自分のパンツを履いているはず、といった主旨の発言をし、キヨシのズボンを脱がせにかかります。

抵抗虚しくズボンを脱がされてしまったキヨシは、花のパンツを履いていることがバレてしまい、その衝撃から盛大に失禁してしまいます。

その一部始終を見ていた千代は闇落ちしてしまい連載終了です。。。

お前は唐突に何を語り出すんだ・・・?

いや、説明しててもわけわからないけど、ホントにこんな展開なんですよ!

ギャグ漫画として奇をてらいすぎてしまった感が否めないですが、こうやって後世まで語り継がれるであろうラストになったので、結果として良かったんでしょうね。

単行本では大幅加筆とうたわれていたのですが、結局濡れティーコンテストも描かれず…ひどい最終回でした。

LIAR GAME -ライアーゲーム-

甲斐谷忍により週間ヤングジャンプで連載されたライアーゲームです。

バカ正直な女子大生である、神埼直と天才詐欺師の秋山深一がライアーゲームと呼ばれる謎のゲーム・トーナメントに参加し、マネーの奪い合いをするという漫画です。

漫画の最終回は私の想像より遥かに闇が深いとのでご紹介します。

闇は深い!
LIAR GAME 19巻/甲斐谷忍

いわゆる、闇は俺たちの想像より深いぞエンドですね。

そんなエンドねえよ。こんな終わり方ないでしょう。

主人公である神埼ナオちゃんも、そんな…とか言ってるし、どう考えても続きがありそうなラストなんですけど。

ただこの1ページから色々と想像することもできますね。
「圧力をかけて消させたな。あの闇の権力者が」
という発言は、もしかしたら闇の権力者というのはヤングジャンプ編集部のことを指しており、圧力をかけて消させた、というのは打ち切りにあったととらえることもできます。

作者はまだまだかきつづける気があったのだが、打ち切りにあってしまいどうしようもなかった、ただ最後の抵抗で最終回のラスト1ページにメッセージを残したのである。かもしれない…

いや、ないか!

どうやら作者は続編をかくという発言もしているのですが、連載が終了してから数年たっても続編の話は聞かないですね。

シャーマンキング

シャーマンキングは武井宏之によって1998年から2004年までの6年間、週刊少年ジャンプにて連載されていました。
私はリアルタイムで連載を追っていたのですが、その衝撃的な最終回は強烈な印象を残しています。

最終回がひどい漫画は数多くあると思うのですが、その中でも一際強烈だと思うのが、このシャーマンキングですね。

シャーマンキングへの道を歩む途中、主人公の麻倉葉が一言、口にしてはいけないあの言葉を発してしまいます。

オイラ達の戦いはこれからだ

どんな連載でもたちまち終了に導いてしまう上位呪文である。
「オレタチノタタカイハコレカラダ」
これにより、シャーマンキングは衝撃的なラストと共に最終回となってしまうのであった。

寝るなー!
シャーマンキング 32巻/武井宏之

寝るぞーーーー

ラスボスとの戦いに到達する前の、突然の就寝宣言に、当時小学生だった私は開いた口が塞がりませんでした。

実は打ち切りだったわけですが、これだけ長く続いた作品は打ち切られるはずがないと思っていたので、当時は相当ショックでしたね。

ただ、この後、完全版として完結までの物語が描かれたものが出版されていますので、物語の続きが読みたい方は読んでみてください。

これは熱心に読んでたキッズたちのトラウマになるレベル・・・
というかジャンプ編集部容赦ないなあ・・・

極黒のブリュンヒルデ

極黒のブリュンヒルデは岡本倫先生によって、ヤングジャンプで2012年から2016年までの4年間連載しており、全18巻で完結となります。

岡本先生曰く、スポーツ漫画だったノノノノの連載終了後、次の漫画はどんなものを描くか悩んでいた時、「お前のファンはエルフェンリートみたいな漫画を望んている」と知り合いに言われて、吹っ切れて書いたSFっぽい漫画であるとのことです。

やはり岡本倫先生はエルフェンリートや極黒のブリュンヒルデ、パラレルパラダイスのような、SFっぽいエロギャグ漫画が似合っていると思いますね。

物語終盤、最終的には地球規模の決戦の末、人類滅亡の危機から世界を救った主人公の良太は、現実世界とは離れ、一人永遠の時を過ごすことになります。と、思いきや。

極黒のブリュンヒルデ 18巻/岡本倫

誰だよ。お前。

と良太が発して、連載終了です。
まさかの、謎の登場人物が現れ、誰だよお前の一言で終了という結末に、読者の間でかなり物議を醸しました。

東京大学物語

東京大学物語は江川達也先生によって全34巻と約10年に渡って連載されていた漫画で、1300万部も発行された大ヒット作ですが、なかなか衝撃的なラストを迎えたのでご紹介します。

簡単にあらすじを紹介します。主人公は北海道の高校に通い、IQ300の天才でイケメンの村上直樹。そんな直樹が友人に連れられて見に行った、女子テニスの試合に出ていたヒロイン、水野遥に一目惚れして、その翌日に告白をして、付き合い始めるのだが、といった恋の物語ですね。

その程度なら可愛いものだったんですけどね。まずラストというか途中からおかしいんですけどね。主人公はタイトル通り、東京大学を目指すのですが、一度受験に失敗し、早稲田大学で仮面浪人することになってしまい上京します。そして、東京に進出してから、性描写が一気に激しくなるんですよね。これただのエロ本やないか、ってツッコみたくなるほどです。一巻まるごとピーーーーーな巻があったり、ピーーーがピーーーでピーーーだったり。もうすごいんですよ。

物語終盤は直樹と遥は結ばれ、子供を授かり、直樹は年をとって、最期は遥に看取られながら逝去します。

ここからがひどいのです。
なんとこの、ヒロインと出会い、大学へ通い、ヒロインと結ばれ、最後死ぬまで、の34巻分の話なのですが。

全て主人公の妄想だったのです。

ここまでの物語は全て直樹の妄想で、一巻の冒頭に戻ってきました。ということですね。
連載期間約10年の間、読者は主人公の妄想につきあわされていただけということです。
しかし、本当のラストのラストで新たな事実が発覚します。なんと…

その主人公の妄想と主人公の存在自体もヒロイン・水野遥、小学4年生の妄想だった。

妄想オチなんてサイテー!
東京大学物語 34巻/江川達也

という壮大な妄想オチで物語は終わりを迎えます。

序盤から主人公の妄想シーンが差し込まれてたから、伏線はあったと捉えることもできるんだけど、最初から妄想オチにしようとしてたのかなあ・・・
個人的には嫌いなオチかな。それまでの物語が無意味になってしまう気がして。

 

アイアムアヒーロー

アイアムアヒーローは2009年から2017年にかけて約8年間連載されました。
大泉洋主演で映画化もされたヒット作ですね。
これも終盤はなかなかひどかったのでご紹介しようと思います。

簡単にあらすじを。
謎の感染症により人類がゾキュンと呼称されるゾンビと化してしまいます。
感染は一気に拡大し、首都機能は停止、主人公の鈴木英雄の日常も崩壊し、ゾキュンがはびこる都市部を離れて生活することを余儀なくされてしまいます。いわゆる世界荒廃系のゾンビもの漫画ですね。

第一巻ではそのほとんどをパンデミックが起こる前の日常パートに割いており、徐々に日常が崩壊していく様がスリリングで本当に面白いんですよね。

しかし、日常崩壊系は結局最後が万人の納得いく終わり方にするのが難しいんですよね。
死んだ人が生き返るわけじゃないし、崩壊前の日常に戻れるわけでもないですし。

というわけでこのアイアムアヒーローの終盤はこんな感じになります。

ゾキュンたちが集まって巨大化し、次々と人間たちを取り込み、それぞれの人間の個の部分を排して、一つの集合体になろうとします。(要は人類補完計画だと私は解釈しています。)

このあたりが詳しく説明されているわけでもないですし、唐突に哲学的な話になったりで読者は大分置いていかれている感があったのではないでしょうか?

最終回は巨大ゾキュンに取り込まれたはずの英雄も何故か生き残ります。
他のゾキュンたちは一切いなくなっており、一人荒廃した世界で…

俺の戦いはこれからだエンドを迎えてしまいます。

アイアムアヒーロー 22巻/花沢健吾

結局多くの謎を残したまま終わってしまうのですが、読者にはモヤモヤとした気持ちだけが残ったのではないでしょうか。

ハゲ散らかしとるやんけ!
やっぱり世界荒廃モノは終わらせ方難しいね・・・

幕張

幕張は週刊少年ジャンプで1996年から1997年の1年間連載されていました。

あらすじですが、千葉県幕張地区の高校に通う野球部員の男子高校生の二人を中心として、様々な漫画のパロディを入れたり、下ネタが盛りだくさんのギャグ漫画ですね。
ちなみに私は読むまでは普通の野球漫画だと思ってました。

とにかくなんでもありの不条理なギャグ漫画なので、終わり方にひどいもクソもないだろうとお思いでしょうが、本当にひどい最終回だったのでご紹介します。

終盤、親子かめはめ波の要領で肛門からブーメランカッターのようなものを射出し、相手を倒し、最優秀高校生大会を制した、幕張南高校。その死闘のあと、唐突に、作者の連載やめたい、という心情が吐露されるのです。

そして最終回、唐突に作者自身が登場し、主人公は誰なのか、というのをアシスタントたちと話し出します。
その後、散々連載について愚痴ったあと、主人公が発表されるのですが、その主役はなんと。

幕張 9巻/木多康昭

ガモウひろしでした。おわり。

はい、伝説ですね。

まさかこんな終わり方になると思ってなかったので初見のときは腹抱えて笑いました。

今のジャンプでこんな終わり方をさせてくれる漫画あるのかな・・・
当時だから許された感

ニセコイ

少年ジャンプではバトル漫画の占める割合が多い中、ラブコメ枠として、2011年から5年間連載され、少年ジャンプのラブコメとしてはいちご100%を超えて最長の連載期間となったラブコメの金字塔、ニセコイ。
これもなかなかにひどい最終回を迎えてしまいます。

本作ではダブルヒロイン制を採用しています。
主人公は一条楽、地元のヤクザ、集英組の組長の一人息子で、組員たちより坊っちゃんと呼ばれています。
真面目で面倒見が良く、困った人を放っておけない行動派という、ラブコメの主人公としてはテンプレ的な性格ですね。

ヒロインの一人・桐崎千棘で、こちらは集英組と抗争を繰り広げるギャング、ビーハイブのボスの娘で日本人とアメリカ人のハーフです。

そしてもう一人のヒロインである小野寺小咲。
誰にでも分け隔てなく優しい、聖女のような女の子です。少年ジャンプのメインの読者層である中高生の理想とする性格と可愛さを兼ね備えていると言っても過言ではないでしょう。

そして、この理想的過ぎる小咲という存在がひどい最終回を迎えてしまった要因の一つとなってしまうのです。

終盤では、終わりかけのバトル漫画でかつてのライバルたちが現れるがごとく、これまでに楽を好きになった女の子たちがそれぞれ出てくるのですが、それを楽は返す刀でバッタバッタとなぎ倒し、メインヒロインの二人だけが残ります。

そして、まずは小咲の告白から始まります。
10年間楽を想い続け、楽との約束の女の子であることもわかり、勝利は確定かと想いきや・・・

なんと小咲は振られてしまいます。
ちょっと前まで楽自身も、小咲のことが好きだと言っていたのにも関わらずです。

もう理由はおわかりでしょうが、小咲ではなく、千棘のことを好きになってしまったからとのことでした。

しかし小咲を振った直後でさえ楽は

「小咲と同じ空間に居るのがたまらなく幸せで、ずっと一緒にいれたら、きっといつまでも幸せだろうと思う」

と言っているのです。

かたや千棘を好きになった理由は、なんか一緒にいると楽しいとかつらつらと言っていましたが最終的には….

ちゃんと言え
ニセコイ 25巻/古味直志

なんとなくとしか言えねえ

とのことでした。
誰かを好きになるのに理由はいらないなど良く言いますが、ニセコイにおいては、偽の恋を本物にするというテーマのために、もう少し、楽が千棘を好きになる描写を描く必要があったと思います。

どうも偽物が本物になるという結末ありきで、小咲はただのあて馬として使われてしまった感が否めないんですよね。

まあ、最終的にはるりちゃんが幸せそうなので、それでよし

おわりに

はい、ひどい最終回を迎えてしまった漫画10選でした。

色々書きましたが…漫画への愛ゆえにこのような書きぶりになってしまったことをお許しください。

そしてこれらの漫画を読んで感じることは人それぞれだと思うので、ぜひご自分の目で、心でその最後を楽しんでみてください。

むりやりいい感じに収めようとしてる・・・

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